チベットの作家たちが生み出す文学や映画には、何といってもチベットの文化や風俗が染み込んでおり、それに触れる私たちに新鮮な驚きや喜びをもたらしてくれます。
今、たいへん活気のあるチベット文学と映画の世界。本誌『SERNYA (セルニャ)』では、そんな熱気を帯びる文学と映画制作の現場に密着しながら、文学と映画を通してチベットの「いま」を伝えていきます。
2022年4月27日に春陽堂書店より、『チベット幻想奇譚』が刊行されました。チベットで現在活躍中の様々な世代の作家10人の作品を集めた日本オリジナルのアンソロジーです。
長編小説『雪を待つ』以来、7年を経て、ラシャムジャの短編集『路上の陽光』が刊行されました。切なさを陽光で包み込んだような8つの物語は、YA世代にもお勧めしたい作品揃いです。ぜひ手にとってみてください。
チベットの「いま」を伝えたいというコンセプトで、2013年から冊子とブログで情報発信を続けてきましたが、このたび情報発信の本拠地としてウェブサイトを立ち上げました。