このサイトは、チベット文学研究会(セルニャ編集部)が運営するウェブサイトです。2022年4月にブログ「チベット文学と映画制作の現在」からこちらに移転してきました。今後はこのサイトを拠点として情報を発信していきます。
冊子SERNYAではvol. 1からvol. 7までの各号の目次を紹介しています。近い将来にはデジタルブックの形で公開すべく準備中です。
翻訳作品のコーナーでは、チベット人作家による詩や小説などの文学作品を邦訳で紹介していきます。
エッセイのコーナーでは、チベット文学や映画を紹介するエッセイや書評を中心に、チベット文化の「いま」をお伝えするエッセイまで、様々な記事を掲載していきます。
インタビューのコーナーでは、セルニャのブログに掲載したものを転載しています。今後インタビューの機会があればコンテンツを増やしていきます。
用語集には、チベット文学を読んでいるとよく出会う、日本ではあまりなじみのない語句の解説を掲載しています。作品を読む際に参考にしていただければ幸いです。用語にリンクのあるものは、クリックするとチベット牧畜文化辞典のコンテンツがポップアップで表示されます。アムド・チベット語の音声も聴くことができます。
チベット文学研究会/セルニャ編集部は、2004年頃からチベット語の現代文学作品の翻訳修業をしてきた仲間を中心に結成されたユニットです。2013年からはセルニャ編集部という名で4人で活動してきましたが、2017年からは新メンバーを迎えて5人体制になりました。チベット文学研究会のメンバーによる共編訳書にトンドゥプジャ『ここにも躍動する生きた心臓がある』、ペマ・ツェテン『ティメー・クンデンを探して』、ツェラン・トンドゥプ『黒狐の谷』(いずれも勉誠出版)、タクブンジャ『ハバ犬を育てる話』(東京外国語大学出版会)。
チベット語の文法研究や辞典編纂のかたわら、文学作品の翻訳や紹介活動をしています。現代チベット語およびチベットの文学の形成過程に関心を持っています。セルニャ編集長。
チベット語の方言を研究して文法を書いたり、言語地図を描いたりしています。チベット現代詩に特に興味を持っています。セルニャ副編集長。
18世紀のチベットの歴史を研究しており、普段は清朝の満洲語史料を読んでいます。歴史的に育まれたチベット社会の特徴に迫るべく、現代の文学・映画に関心を寄せています。
チベット現代史をやっています。最近はダライ・ラマ政権時代の社会史的研究をしていますが、自分なりのやり方でチベット文学についても考えています。
チベット文化の海をのんびり漂っています。その海から本という魚を釣りあげたり、波のはざまから顔を出す摩訶不思議な妖怪たちを観察するのが趣味です。
題字とロゴを提供してくださった草本舎さん、プロフィール画像や挿画を描いてくださった蔵西 さん、サイトを構築してくださったチュラロックスさんに感謝申し上げます。
本サイトの構築にあたっては、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA 研)「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築」プロジェクト (LingDy3, 2016–2021) に支援を受けました。ここに記して感謝申し上げます。
「セルニャ」はチベット語で「金の魚」を意味します。チベットの八つの吉祥模様の一つが「セルニャ」であることと、その昔、当会の翻訳会が老舗喫茶店「金魚坂」で行われていたことがきっかけでこの名がつきました。
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ご連絡先:星泉 hoshi[at]aa.tufs.ac.jp