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2022年はチベット語で書かれた現代文学の邦訳書が刊行されて10年の節目の年です。これを記念して、10月8日と9日に新宿歴史博物館にて「チベット現代文学フェス2022」を開催いたします。一緒に映画を観たり、冊子『チベット文学と映画制作の現在 SERNYA (セルニャ)』について語り合ったり、翻訳者とともに邦訳作品を味わったりするイベントです。冊子セルニャや邦訳書の読者のみなさんはもちろん、海外文学好きな方、チベット文学に触れたことのない方も、普段あまり小説は読まないという方にも楽しんでいただけるイベントですので、ふるってご参加ください。
10月9日と10日の午後には同じ場所にてカワチェン主催の「チベット文化に触れよう」が予定されていますので、ぜひこちらにも併せてご参加ください。
また、ペマ・ツェテン監督の長編劇映画「ティメー・クンデンを探して」の上映は、監督が代表をつとめる青海嘛呢石影业有限公司の協賛により実現しました。
当イベントは、この10年間、チベット現代文学の邦訳作品や冊子セルニャの刊行、映画上映のイベントなどの一連の活動を継続的に支えてきた、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)が2022年10月1日に発足させる新組織TUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)の主催で実施します。TUFiSCoは「アジア・アフリカの人々とともにつくる人文知の「共有」と「対話」のプラットフォーム構築」を目指す組織です。詳しくはこちらをご覧ください。
イベントで取り上げる書籍は会場でもご購入いただけます。
新宿歴史博物館 講堂 (2F)
東京都新宿区三栄町22番地
(東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」より徒歩8分、都営新宿線「曙橋駅」より徒歩8分)
入場無料。ただし事前申し込みが必要です。
参加ご希望の方は、10月7日までにこちらからご登録をお願いします。
企画 チベット文学研究会(セルニャ編集部)
共催 TUFSフィールドサイエンスコモンズ (TUFiSCo)、AA研基幹研究「アジア・アフリカの言語動態の記述と記録:アジア・アフリカに生きる人々の言語・文化への深い理解を目指して」 (DDDLing)
協賛 カワチェン、青海嘛呢石影业有限公司、書肆侃侃房、春陽堂書店、勉誠出版、東京外国語大学出版会