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雪を待つ チベット文学の新世代

刊 行 2015年1月26日
著者等 ラシャムジャ (著)、星泉 (訳)
出版社 勉誠出版

作品紹介

村長の息子である「ぼく」
やんちゃな洟たれ小僧「タルペ」
お姉さん肌のしっかりもの「セルドン」
化身ラマとなった「ニマ・トンドゥプ」
チベットの村で生まれ育った4人の子供たちの過去の思い出と現在の苦悩を描く、新しい世代による現代小説!

目次

  • 前編
  • 後編
  • 訳者解説

著者紹介

ラシャムジャ

1977年、チベットのアムド地方ティカ(中国青海省海南チベット族自治州貴徳県)生まれ。北京の中央民族大学にてチベット学を修め、現在は北京の中国チベット学研究センターの宗教学部門の研究員としてチベット仏教に関する研究を進めるかたわら、チベット語の小説を雑誌等に発表している。小説集としては『路上の陽光』、『ラシャムジャ中編小説集』、『眠れる川』、長編小説『雪を待つ』、エッセイ集に『私の孤独、あなたの文学』がある。チベット語文芸雑誌『ダンチャル』の主催する文学賞を歴代最多となる5回受賞(うち1回は新人賞)しており、2012年には中国の民族文学母語作家賞、2020年には全国少数民族文学創作駿馬賞(中短編小説賞)を受賞しているなど、現在30‒40代の作家の中で最も注目される作家の一人である。

著者からのメッセージ

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