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ダライ・ラマ六世恋愛詩集

刊 行 2023年3月15日
著者等 今枝由郎・海老原志穂 (編訳)
出版社 岩波書店

作品紹介

ヒマラヤ南麓に生まれた少年はダライ・ラマの化身と認定されながらも、仏教僧としての生活になじめず、自ら還俗。その後、街に繰り出しては恋に明け暮れ、詩を詠う若者となりました。彼は激動の17世紀を生き、23歳でその数奇な生涯に幕を閉じることとなりました。

そんなダライ・ラマ6世のものとされる(または彼に仮託された)リズム感溢れる6音節4行詩は現在でもチベットの人々に広く愛唱され親しまれています。恋慕、逢瀬、別れ、再会の願い、といった恋愛の諸相ごとにまとめられた構成は、本書のオリジナルです。6世の人生、そして、その詩の特徴に関する2つの解説も収録しています。

目次

  • ダライ・ラマ六世恋愛詩
  • 注解
  • 解説一 ダライ・ラマ六世の生涯とその特異性(今枝由郎)
  • 解説二 ダライ・ラマ六世恋愛詩の特徴(海老原志穂)
  • チベット地図

訳者からひとこと

2007年に今枝由郎訳による『ダライ・ラマ六世恋愛彷徨詩集』(トランスビュー)が刊行されてから16年。同書に収録された66首の訳を見直し、あらたに34首を加えて100首にし、文庫で刊行いたしました。

ダライ・ラマ6世という人物は日本でももっと知られるべき存在です。解説ではその人生と詩の魅力についても紹介しました。

彼の詩が日本語版でも長く愛されることを願っています。(海老原志穂)

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